教育系で独立したい!
子どもたちの成長を日々、見守りながら教育系で独立を考えている方。
ぜひ、アフタースクールで独立をお考えください。
アフタースクールの営業時間
アフタースクールは、小学生を対象に放課後にお預かりをします。
そのためアフタースクールの営業時間は、小学生1年生から4年生がコアな客層です。
曜日によってアフタースクールの営業時間は、異なります。
例えば、小学1年生は、午後2時以降から下校時刻になります。
小学3年生は、3時以降から下校時刻になります。
すなわち午後2時から営業を開始すれば良いのです。
では、帰宅時間は何時でしょうか?
多くの生徒は、夕食前までに帰宅するため午後7時までには帰宅します。
すなわちアフタースクールの基本のお預かり時間は、午後2時から午後7時までの5時間です。
準備を含めると昼12時から夕方8時までの8時間が運営側にとって必要な時間となります。
アフタースクール運営のメリット
■立地は駅前とは限らない
アフタースクールの運営メリットとして、塾などとは異なり駅前などの賃料の高い場所でなくても運営ができます。
すなわち子どもたちが放課後に通いやすい場所であれば良いのです。
そうです。
住宅街の小学校の近くに場所を確保するなどすることで家賃などの初期コストを下げ、さらに駅前などより広い面積を確保することができます。
■マーケットは、そこにある
安定した経営には、営業努力が必要です。
しかし、小学校の隣りにアフタースクールを開校したらどうでしょうか?
生徒は、隣の小学校に毎日通います。
営業努力は、必要最低限になります。
なぜならば、新1年生の説明会の前後にチラシを配布すれば良いのです。
また、在校生の口コミ効果で横に繋がっていきます。
すなわち塾などの運営よりはるかにマーケティングコストが安く済むのです。
■安定経営ができる
アフタースクールに入学させる保護者は、多くの場合、共働きです。
小学校低学年のうちは安全にそして、教育的なこともサポートしてほしい、という願いから通わせます。
すなわち「月単位」で解約を考える塾や英会話と異なり「1年単位」でアフタースクールに申し込みます。
その分、生徒の安全、衛生への責任は重く、また道徳的、学力的なサポートも重要です。
しかし、1年単位で通わせてくれるご家庭が多いため、経営が安定します。
■夏、冬、春は大繁盛
アフタースクールの経営上、重要な季節が夏・冬・春です。
夏休み、冬休み、春休みです。
この時期は、通年で通う生徒以外にもニーズがあり、一気に季節型生徒が増えます。
逆にいうとこの時期は、アフタースクール経営者にとって繁忙期です。
この時期に年間売上の半分を稼ぐアフタースクールもあります。
季節のテーマ学習や体験学習を導入することで、「教育」のダイナミックな面白さをサマースクールに組み込めます。
アフタースクール経営者の最も教育的な面白さが詰まった季節と言えます。
アフタースクール運営のデメリット
■安全・衛生面の厳しい認識が必要
小学生を預かる上で、最も重要なのは、安全に預かり、衛生面にも気を配ること。
怪我や事故は起こるものです。
しかし、アフタースクール経営者の努力で防げる怪我や事故は多くあります。
子どもたちと保護者が安心して、預けられるサードプレイス=アフタースクールになるには、土台に安全・衛生面の基礎があってこそ。
この認識が低いと保護者はアフタースクールに通わせません。
安全が第一です。
■生徒・保護者トラブルはつきもの
また生徒同士のトラブル、保護者トラブルも起こります。
アフタースクール経営者として、スクールのルールを入学前に保護者に徹底して共有し、生徒には、スクールのルールを日々、共有する必要があります。
クラスマネージメントは、スタッフの能力差が最も大きく、そこをどのように采配するかもスクールオーナーの重要な人事戦略です。
アフタースクール経営の最大の喜び
アフタースクールの経営者は、安全と衛生的、さらにクラスマネージメントに学習サポート、スタッフの安定的な採用と多くの苦労があります。
しかし、アフタースクール経営者の最大の喜びもあるのです。
それは、生徒たちが育つ姿です。
1年生で入学した生徒が、卒業する時、それは保護者からお預かりした命を6年間でお返しできた証です。
最も心身ともに育つ小学生を親でも塾でもなく、最も長い時間を見守るのがスクールオーナーです。
誇りと感動がそこにはあります。
そして、卒業生の一部は、大学になり戻ってきてくれるでしょう。
それこそ、教育の最も感動する教育の軽傷です。
独立するにはどうしたら良いのか?
アフタースクールで独立するにはどうしたら良いでしょうか?
まずは大手アフタースクール業者のセミナーに出席してください。
最低5社はFCの話を聞きましょう。
そうすると様々な工夫を凝らしたフランチャイズの仕組みに驚かれるでしょう。
その一方で、すでにあるFCを運営するには一見、リスクは少ないように見えます。
しかし、地域特性に合わせたオンリーワンのアフタースクールにはなりません。
金太郎飴のような同じアフタースクールができ、差別化ができなくなるのです。
大手のアフタースクールチェーンの良さと、独立し教育プログラムを作り上げる良さ。
そのどちらの良さを独立時に重視するかによって、異なります。
しかし、大手アフタースクールのフランチャイズシステムは、大変よく出来ています。
まずは勉強のために参加してみましょう。