兄弟、姉妹がいない「ひとりっ子」
核家族化が進む日本で、少子化とともに増えているのが「ひとりっ子」です
厚生労働省は、1世帯あたりの子供の数は全国平均1.69人と発表しました。
厚生労働省が平成30年に公表した国民生活基礎調査(平成28年)の結果によると全国平均で1世帯あたり子どもは、1.69人。
ひとりっ子が急速に進んでいる。
出典:平成30年 国民生活基礎調査(平成28年)の結果から
ひとりっ子のメリット、デメリットが指摘されています。
アフタースクールデビュー編集部としてお子さんの心身の成長にオススメしたいのが、やはりアフタースクールで通うことで増える「コミュニケーションの時間量」です。
1年で3630時間通うアフタースクール
編集部がまとめると1日3時間を過ごし、週5日通った場合、年間でアフタースクールにいる時間は3630時間です。
この時間の多くを教職員の先生やスタッフ、さらに同級生と過ごすのです。
お子さんが成長するためには、様々な人とのコミュニケーションを取ることで言語力、伝える力、共感する力などが発達します。
すなわちアフタースクールに通わせている時間は、お子さんにとって全ての時間が「コミュニケーション能力の時間」になります。
異なる年齢のお子さんと一緒に過ごす重要性
学童保育、アフタースクールの良さは、異なる年齢のお子さんと一緒に過ごせることです。
オランダで高い効果が示されている「イエナプラン」などでは、クラスは異年齢の子どもたちによって構成されています。
アフタースクールでもイエナプランのように子どもたちは年下の子、年上のお兄さん、お姉さんと一緒に会話・遊び・学習・催しという4つの基本活動を行います。
異なる年齢の子と一緒だからこそ
小学校は、日本では生まれた年度で区切られ、異なる学年とともに学ぶことはほとんどありません。
しかし、アフタースクールは、異なる年齢の子と一緒の時間が増えます。
この中で、子どもちはリーダーシップや思いやり、そして自分の考えやそれをどのように伝えるか、を体験的に習得します。
これは、親と学校や塾などとは異なる人間関係です。
もちろん、そのため意思疎通が上手くいかず悩んだりする時もきます。
しかし、それは大人になっても同じです。
早いうちから、異年齢のお子さんとどのようにコミュニケーションしていくか、を体験的に身に着けることは、コミュニケーション能力のためにも重要です。
ひとりっ子は、ぜひアフタースクールへ
学校の先生との関係を縦とすると同級生は横の関係です。
家では親との関係は縦の関係性です。
しかし、アフタースクールには、斜め上と斜め下の関係性ができます。
その関係性とコミュニケーションの時間量が、お子さんをコミュニケーションの時間量を作り、コミュニケーション能力を育むのです。
ひとりっ子で家に帰って話す相手が親だけならば、コミュニケーション手法とスキルが縦だけになります。
お子様の未来を考えるならば、多様な年齢の子とコミュニケーション能力を取るアフタースクールに入学させてください。
マインドも変わりますよ。